サーバアドレスとは
借り方で分けると、一戸建てのように1台のサーバーを丸ごと借りる「専有・専用タイプ」のレンタルサーバーもありますし、マンションやアパートのように1台のサーバーを区切って複数の利用者でシェアする「共有・共用タイプ」のものもあります。
DNSサーバのDNSとは「Domain Name System」の略称です。ネットワーク上のドメイン名とIPアドレスを紐付ける仕組みです。DNSサーバとはその翻訳機のような役割で、ドメイン名をIPアドレスに変換することで、電子メールの送り先やWEBサイトの接続先が見つかります。
キャッシュDNSサーバーとは、インターネットに接続している端末の直接の問い合わせ先であるDNSサーバーです。利用者より問い合わせを受けたドメイン名からIPアドレスに変換し、端末に答えを教える役割を担っています。キャッシュDNSサーバー内に答えがない場合には、後述する権威DNSサーバーから答えを導き出します。
Web サイトをインターネット上にある1つの家とするならば、ドメインはその家の「住所」にあたります。また、サーバーは家を建てるための「土地」です。土地となるサーバーを作り、その住所を決め、家である Web サイトを建てる。これが Web サイト構築のイメージとなります。
サイトをPayPalのような決済代行サービスと連携する際、外部IPアドレスが必要になることがあるため、この仕組みは把握しおきましょう。提供したIPアドレスは、PayPalのホワイトリストに登録されます。
先程の説明では分かりにくい部分もあったと思います。ドメインとサーバーの関係は「家」で表すとイメージしやすいでしょう。
私たちユーザーがドメイン名をブラウザに入力すると DNS サーバーがドメイン名に紐づけられた IP アドレスに変換。この IP アドレスを元に Web サイトが運用されているサーバーを見つけ、ユーザーの端末に表示させるという仕組みで成り立っているのです。
・URLは「どんな方法でアクセスするか」「どのサーバか」「サーバ内のどのファイルか」に分割できる。・URLに含まれるWebサーバのFQDNをIPアドレスに入れ替えても、Webサイトを閲覧できる。・複数のドメインが一つのIPアドレスに紐づく場合、IPアドレスだけでは特定のWebサイトを指定できない場合がある。
Web サイト作成時に取得するドメインとサーバー。「これから Web サイトを作成したい」という方は、それぞれの関係性については必須で知っておきたい知識です。
Kinstaでは、共有IPアドレスを提供していますが、共用サーバーの利用は提供していません、Kinstaのサーバープラットフォームは、従来のレンタルサーバーの枠にはまらず、Google Cloud Platform上に構築されたインフラは、従来の共用、VPS、専用サーバーとは大きく異なります。Kinstaの高性能ホスティングの詳細についてはこちらをご覧ください。
実際に使用する際にIPアドレスでは覚えにくいので、私たちが使うホームページのアドレスではyahoo.co.jp のように指定し、これを「ドメイン」と呼びます。ネットワーク上にはドメイン名とIPアドレスを変換する機能を持つ「DNSサーバ」があり、ドメイン名をIPアドレスに自動的に変換することで、電子メールの送り先やホームページの接続先を見つける仕組みになっています。
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注意したいのは、共用サーバーのアドオンとして専用IPアドレスを購入することと、専用サーバーの購入は異なるという点。また、すべてのホスティング会社で専用IPアドレスを提供しているわけではありません。
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大量のメールを処理しない場合は、これがデメリットとなる可能性もあり、ちょっとしたことで、IPアドレスの評判を落としてしまうことも考えられます。メールサービスの共有IPアドレスは、通常、必要なセットアップが事前に行われているためすぐに利用でき、高い配信率を確保するために厳しく監視されています。