以上で DESTROYを使ったデータ消去作業は終了です

もちろんCDブートでもOS・PCデータの削除両方が行えます

これは「ディスクイメージ」としてではなく、通常の「データ」としてCD-Rに書き込んでしまった場合にこうなります。「CD(DVD)にイメージファイルとして書き込む」という点に注意してください。

PCが古くてOSから起動できない場合も心配無用。CDブート式なら起動しないPCでもデータ削除ができるので、必ずしもPCが正常である必要はありません。もちろんCDブートでもOS・PCデータの削除両方が行えます。古いPCのデータを完全に削除したい方は、CDブート式のソフトを選びましょう。

さて、そうなってくると話は変わってきます。
廃棄処分ではなく、中古販売されるということは、オカンの使ってたHDDが誰かの手に渡るということです。もちろんリカバリーして完全に初期化された状態で人手に渡ることになります。ですが…、まあ、今この記事を読んでいる方ならご存知でしょうが、リカバリーしただけではHDD内のデータを『完全に』消すことはできませんよね。

私の個人的なおすすめは、アイ・オー・データの完全データ消去ソフトです。2008年のものなので、対象となっているのがWindows98からVistaまでのOSですが、古いパソコンを手放そうと思っているならおすすめ。

急いでいる方には↓こちらの「ターミネータ10plus」がおすすめです。 複数のHDD/SSDが同時に抹消可能なため、高速でデータ抹消を行うことができます。

ダイアログを進めることで空き領域のデータを抹消できるウィザード形式のクリーンアップソフトです。ハードディスクの空きディスク領域に残された古いファイルのレコード(位置情報)を偽装データに置き換えることによって、不要ファイルを回復不可能な状態にします。また、空きディスク領域を空文字で上書きする方法もサポートし、データそのものを破壊して復元不可能な状態にします。

ソフトによっては、複数台のパソコンのデータ消去に対応していることもあります。古いパソコンが2台以上ある場合や、自分だけでなく家族のパソコンも破棄するときには複数対象のデータ消去ソフトを選び、コスパも節約しましょう。

以上で、DESTROYを使ったデータ消去作業は終了です。

専用のソフトを使ってのデータ消去は、時間・費用・パソコンの知識など簡単手軽にとはいかないようだ。そのような時には専門の業者に依頼することもできる。仕事で忙しくて時間もないし、データ消去を確実に行う知識も無いとなると、代行してくれる業者に依頼する方が安心である。

自分でデータが完全消去されていることを確認できるだけの知識がなければ、個人情報の入ったパソコンを見ず知らずの他人に売り渡すことは相当のセキュリティ上のリスクを伴うことになる。

上述した通りデータ消去にかかる時間はPCの容量や上書き回数で変動しますが、有料ソフトはフリーソフトと比較してデータ消去が速く終わる傾向にあるため、HDDやSSDの容量が多い場合は有料ソフトを選択するのをおすすめします。自分の所持するPCのスペックに合わせて選びましょう。

どの方法でデータ消去を行うことが適しているかは、消去を行いたいパソコンの状態と、消去後の利用目的によって判断することができる。

データの記録部分を破壊しなければ、物理破壊の意味がありません。ですので、一般の方が物理破壊を試みるのは、作業中の怪我や時間の無駄に終わってしまうのでおすすめできません。

しかし個人情報はいつどこで、誰の目に触れるかわかりません。手放す際はデータ消去ソフトで確実にデリートし、プライバシーを保護しましょう。

パソコン本体だけでなく、USBメモリなど外付け機器のデータ消去ができるソフトも存在。これもデータ消去ソフトによって対象範囲が異なるので、メモリースティックやSDカード、対象、CD-ROM、外付けハードディスクなど、データを削除したい機器が該当するかを確認しましょう。

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