バッファロー サーバーデータ復旧

バッファロー サーバーデータ復旧

TeraStation・LinkStationがEMモード表示になった場合には起動用のソフトであるファームウェアや基板、データが保存されているHDDが故障したことを示しており、データが消失する危険性が高まっている状態を示していることがほとんどです。TeraStation・LinkStationがEMモードになるとNASにアクセスができない・正常に起動しない等、様々な不具合が発生することがあり、慌ててしまうかもしれません。LinkStationやTeraStation がEMモードになった際にはBuffalo(バッファロー)製のNASの起動用ソフト、NAS Navigator2でLinkStationやTeraStationの商品のアイコンを選択すると「EMモード」とディスク領域部分に表示されるようになります。EMモードはエマージェンシー(Emergency Mode)の略で、機種によっては「EMモード」ではなく「スタンバイモード」と表示される場合もあります。パソコンに置き換えて解説するとWindowsなどのOSが破損してパソコンが起動できなくなるのと同様にNASの起動用のソフトが破損するとTeraStationやLinkStationが正常に起動できなくなってしまいます。この状態のことを「EMモード」や「スタンバイモード」、「復旧モード」と呼び、LinkStationやTeraStationがEMモードになった場合には慎重な対応が求められるものです。

1.バックアップを定期的に取る
バッファロー製のLinkStationやTeraStationには、他のNASやUSB接続の外付けHDDなどに自動的・定期的にバックアップを取る機能が標準で搭載されています。予めバックアップを取る設定を行う必要はありますが、「最重要・最優先の予防方法」として設定は必ず行っておきましょう。しかしながら、バックアップの設定を行っていても何かしらの不具合が起きたことによって、バックアップが取れていなかった・バックアップが途中で止まっていた等のトラブルが生じてしまうことも少なくない為、注意が必要です。設定を行っているから大丈夫と安心しすぎずに毎月1回でも定期的にバックアップ先のファイルを開いてみたりタイムスタンプのチェックを行ってみたりしてバックアップが取れているかを確認しましょう。

バッファローの「LinkStation(リンクステーション)」は、ネットワーク経由でデータの保存・読み出しができるネットワーク対応HDD(NAS)です。パソコン、スマホ、タブレットなど複数のネットワーク機器から手軽にアクセスできることから、オフィスのデータ共有などによく使われています。LinkStationには、外付けHDDや他のNASへのバックアップ、RAID(複数ドライブ搭載モデルのみ)など、大切なデータを守るための機能が搭載されています。しかし、マニュアルを正しく理解しなくてはならず、またモデルによっては外付けHDDの増設も必要なことなどもあり、それらの機能を十分に活用できていない現場もあるようです。必要なデータをうっかり削除してしまった…不測のトラブルでLinkStationにアクセスできなくなった…設定ミスでバックアップができていなかった…。そんな時には、どのように対処すればよいのでしょうか?

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