RAIDサーバーが火災により焼損しました

RAIDサーバーが火災により焼損しました

今現在、NASやサーバにトラブルを抱えていてこの記事をお読みの方がいらっしゃれば、ひとまず作業を止めて当社までご連絡いただきたいと思います。まだ間に合う可能性は十分にあります。

NASサーバのデータ復旧をするときに大切なのは、まずはサーバに搭載されているHDDそのもののクローンを作成し、唯一無二のデータ本体は大切に保管すると言う点です。これによって永久にデータが失われてしまうという可能性をなくしますが、原本ドライブに記録されているデータのすべてを別のHDDやサーバに複製するクローン作業は難しく、やはりデータ復旧のプロにしかできない作業です。

一般的には馴染みがないNASサーバのデータ復旧について今日はお話をうかがってみました。NASはネットワーク化することで複数人でのデータの共有を可能とし、また、複数HDDをつなぐことでデータの保全性を高め、耐久性を高めた製品なので、法人で使用されることが多いです。基本的にはデータのバックアップを常に行っているのがNASの強みですが、やはり突然トラブルがおきてサーバにアクセスできなくなるということもあることが分かりました。

またNASサーバでは、2台以上のHDDを使用してRAIDを構成されるケースが多いのですが、1本1本のHDDを適切につないで、1つのストレージ(データ記憶媒体)として組み上げるような作業が必要なため、この点も素人では難しく、かえって症状を悪化させてしまうケースというのも少なく有りません。RAID構築、解析を行ってファイル化を行い、どういったフォルダ構成でどこにどういったファイルが入っているかということを判断していくデータ復旧作業はとても難しいことがわかりました。

RAIDサーバーが火災により焼損しました。3台構成のRAID-5です。火災時の消火活動により、サーバーは水浸しになりました。

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