バッファロー外付けサーバ復旧

バッファロー外付けサーバ復旧

1.バックアップを定期的に取る
バッファロー製のLinkStationやTeraStationには、他のNASやUSB接続の外付けHDDなどに自動的・定期的にバックアップを取る機能が標準で搭載されています。予めバックアップを取る設定を行う必要はありますが、「最重要・最優先の予防方法」として設定は必ず行っておきましょう。しかしながら、バックアップの設定を行っていても何かしらの不具合が起きたことによって、バックアップが取れていなかった・バックアップが途中で止まっていた等のトラブルが生じてしまうことも少なくない為、注意が必要です。設定を行っているから大丈夫と安心しすぎずに毎月1回でも定期的にバックアップ先のファイルを開いてみたりタイムスタンプのチェックを行ってみたりしてバックアップが取れているかを確認しましょう。

バッファローの「LinkStation(リンクステーション)」は、ネットワーク経由でデータの保存・読み出しができるネットワーク対応HDD(NAS)です。パソコン、スマホ、タブレットなど複数のネットワーク機器から手軽にアクセスできることから、オフィスのデータ共有などによく使われています。LinkStationには、外付けHDDや他のNASへのバックアップ、RAID(複数ドライブ搭載モデルのみ)など、大切なデータを守るための機能が搭載されています。しかし、マニュアルを正しく理解しなくてはならず、またモデルによっては外付けHDDの増設も必要なことなどもあり、それらの機能を十分に活用できていない現場もあるようです。必要なデータをうっかり削除してしまった…不測のトラブルでLinkStationにアクセスできなくなった…設定ミスでバックアップができていなかった…。そんな時には、どのように対処すればよいのでしょうか?

3.HDDの定期的なディスクチェック(診断機能)の活用
LinkStationやTeraStationには内蔵されているHDDなどのドライブを診断する機能、ディスクチェックが備わっています。HDDに異常が発生した時にはこのディスクチェック機能を活用することで軽度な論理障害であれば修復が可能となります。しかしながら、HDDに中度以上の論理障害や軽度であっても物理障害が発生してしまっている時に安易にディスクチェックを試すと状態が悪化する事やデータが消失してしまう危険性もあるため、ディスクチェックを行う前にはバックアップを取ってから実施した方がより安全と言えます。ディスクチェックは定期的に試すことで異常の修正ができる方法である一方でデータが失われるリスクも高まる操作であることも認識しておきましょう。

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