ipアドレス 設定
IPv4とIPv6は、共存できます(2つのIPアドレスを設定し、実際の通信では利用できる方を使います)。
逆に自分で設定する場合は、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、優先DNSサーバーをそれぞれ設定しなければ通信できるようになりません。代替DNSサーバーとは、優先DNSサーバーと通信できない時に使われるため、必須ではありません。
パソコンのIPアドレスを手動で設定する方法は、OSごとに異なります。
デフォルトゲートウェイは、最初の道しるべであるルーターのIPアドレスを示します。違う所に行ってしまわないように、最初のルーターのIPアドレスは設定しておく必要があるのです。ルーターを見つければ、後はルーターがどこに行けばよいか示してくれます。
DHCPのメリットは、利用者が面倒な設定をしなくて良いため、すぐインターネットを利用できるという点です。 また、IPアドレスは貸し出している状態であり、長期間使われていないIPアドレスを使い回しできるので、少ないIPアドレスで多くの機器をネットワークに接続できます。
利用者が設定する場合のメリットは、IPアドレスが変わらないという点です。IPアドレスは住所の役目をしているため、変わると住所録であるDNSサーバーに新しいIPアドレスを設定する必要があります。このため、IPアドレスの変更が好ましくないサーバー向けと言えます。
サブネットマスクは、IPアドレスの区切りを示します。例えば、192.168.1.1のIPアドレスに255.255.255.0というサブネットマスクを設定すると、255と0の部分で区切るという意味になるので、「192.168.1」と「1」というホストアドレスに区切られます。
DNSサーバーアドレスを手動で設定する場合
[次の DNS サーバーのアドレスを使う]にチェックをつけ、設定するアドレスを入力します。
優先DNSサーバーの項目では、このサーバーのIPアドレスを設定します。