ipアドレス サブネットマスク
このサブネットマスクによる分類のことを「クラスレスアドレス」と呼びます。また、IPアドレスの末尾に「/」とネットワークアドレス部のビット数を付与する「CIDR表記」という表記方法があります。
尚「192.168.」から始まる「クラスC」の「プライベートIPアドレス」の場合は「サブネットマスク」は 「255.255.255.0」となります。
「CIDR」とは、「IPアドレス」と「サブネットマスク」を同時に表現する為のシステムです。
サブネットとは、ネットワークを細分化することです。巨大なネットワークの中に細分化された小さいネットワークが存在することで、不要なネットワーク経路(ルータやスイッチなどのネットワーク機器)を通る事なく、効率的に目的の機器同士の通信が可能となり、短い距離で宛先に到達できます。サブネットを用いたネットワークのことをサブネット化されたネットワークと呼びます。サブネット化するにはサブネットマスクを用いてIPアドレスを分割し、分割されたIPアドレスは4つの数値の後に/(スラッシュ)と区切られたネットワークの数値が記載されます。
「/1」の「サブネットマスク」は「128.0.0.0」、「/32」の場合は「255.255.255.255」を意味しておりますが、それを理解していても実況配信や家での日常生活で使用する事は一切無いですね。
192.168.0.10のような IP アドレスには「ネットワーク ID」と「ホスト ID」の2つの意味が隠されている。ネットワーク ID とホスト ID を分離するが255.255.255.0のように設定する「サブネットマスク」だ。
サブネットマスクは、ホスト ID を表すビットマスクだ。IP アドレスにサブネットマスクを AND 演算して求められるのがネットワーク ID で、残りがホスト ID となる。
コンピュータ間でネットワーク通信(インターネットも含まれます)を行う場合、IPアドレスが利用されています。通信は、IPアドレスの他にネットワーク間の通信も管理されており、実際のネットワークはサブネットマスクを利用し、細分化して管理されています。
「サブネットマスク」とは「IPアドレス」のどこまでが「ネットワーク部」を表していて、どこからが「ホスト部」なのかをコンピュータが判断する為に使用される数値の事です。
「IPアドレス」と「サブネットマスク」はセットで運用されるものですが、「IPアドレス」を表記する時に「サブネットマスク」をいちいち「255.255.255.0」等としっかり表記するのは面倒だ、との事で開発されたものが「CIDR」なのです。
こうした場合にはIPアドレスの固有のデフォルトサブネットマスクではなく、ネットワーク管理者が定めたサブネットマスクを利用できる(ネットワークの運用ではそれに見合う設定が必要になる)。
「192.168.1」が「ネットワーク部」、「.7」が「ホスト部」であると判断する為に使用されるもので、インターネットに繋がっている機器が「同じネットワークを利用しているのかどうか」を判断する為に「サブネットマスク」は利用されます。
さて、ここからが本題だ。IP アドレス設定をした事はあるだろうか? 「IP アドレス」「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」とのアレだ。
IPアドレスに関連する専門用語は色々な言葉が存在します。例えば、IPアドレスをグルーピングするクラスや、ネットワークの数を示すネットワーク部とサーバや機器を示すホスト部、ネットワークアドレスを算出するためのネットマスク、ローカルネットワークを分割するためのサブネットマスクなどが存在し、言葉と意味を理解していなければIPアドレスに関係する各役割を把握することは困難です。それぞれの専門用語に関する説明を見ていきましょう。
大規模システムの場合はホスト数が数十から数百になるものもあります。その際にシステムのネットワークを分割していなければどの機器で障害が発生したか特定しにくくなります。サブネットマスクでネットワーク部を分割することにより障害が発生した際にどの範囲で起こったのかを特定し切り分けることが出来ます。例えば「社内の通信環境(ローカルエリアネットワーク)」の図がパソコンではなくすべてサーバや機器のホストだとしましょう。192.168.1.196のアドレスにつながらないとなった場合、Dエリアで障害が発生しどこかのホストとその周辺などの関連機器で不具合があることが容易に発見できます。
③ IPアドレスと、②で求めた反転させたサブネットマスクの論理和(OR演算)を計算することで、そのネットワークにおけるブロードキャストアドレスが求められます。