linux ntp 設定
ちゃんと ntpd が起動しているかなどを調べるには次のようにします。
信頼できるタイムスタンプがログに残っていることが障害調査の重要な手がかりとなります。
正確な時刻の確保はサーバ管理の根本ですので、時刻同期の設定はOSをインストール後に最優先で行う作業と位置づけられるものです。
Red Hat Enterprise Linux や CentOS で NTP サービスを提供する chrony について記載します。
正常に NTP サービスが起動すると、設定ファイルで指定したサーバの時刻に合わせると同時に、NTP クライアントからの接続を待ちます。
ntpd を動かすにあたって、まず自分自身がどのタイムサーバの時刻に合わせるかを設定する必要があります。
ntpdが起動しても、すぐには時刻が一致するわけではありません。いろいろと配慮がなされているようで、完全に時間が合うまでにはしばらくかかってしまいます。
すると ntp-4.1.1a/ というディレクトリが出来上がりますので、その中へ移動したら make コマンドを使って、ntpd をコンパイルします。
ただし ntpd は、自分自身が同期するための適切な NTPサーバを決定するまでは、クライアントに時刻を渡さないようですので気をつけましょう。設定などの状況によると思いますけど、同期先が決定するまでに2,3分かかる場合がるようです。
ntpd の設定ファイルは、/etc/ntp.conf です。
Slackware 8 にはこの ntpd が既に付属されているようですが、念のため改めて入手してみることにしました。
これで ntpd のインストールは完了です。
まずは ntpd のソースファイルを入手します。