サーバへの接続

サーバへの接続

デバイスとルーター、ルーターとLAN、LANとファイルサーバーなど、それぞれの間をつなぐ物理ケーブルの故障が想定されます。物理ケーブルが故障すると、ファイルサーバーへのアクセスだけでなく、インターネットやプリンタへの接続もできなくなります。ファイルサーバー以外の接続についても確認することで、物理ケーブルに問題がないか確認しましょう。

マップ ファイル (.mapx) など、サーバーに保存されている一部のリソースは、プロジェクトに追加するときに認証情報を求められることがあります。 ログイン情報を Windows 資格情報マネージャーに保存した場合、認証情報を求められるのは 1 回だけで、それ以降はリソースが認証情報を認識します。 ログイン情報をコネクション ファイルに保存した場合、リソースを追加するたびに認証情報の入力が求められます。

これからファイルサーバーやクラウドストレージの導入、増設を検討する際、ぜひ一度ご検討いただければと思います。

サーバー コネクション ファイルの拡張子は、次のとおりです。

ファイルサーバーの利用ニーズに合わせて、システム管理者は定期的に設定を変更します。そのため、設定変更が利用者に通知されていなかった、システム管理者が意図しない設定変更を行った、といった場合、ファイルサーバーへのアクセスができなくなります。

[プロジェクト] タブで、ウィンドウの空きスペースを右クリックし、[新規]をポイントしてから [新しいサーバー] をポイントし、[新しい ArcGIS Server]をクリックします。

ArcGIS Server サイトに接続すると、オプションを使用して、サービスを利用したり、サービスを公開したり、サーバーを管理したりすることができます。 サーバーが ArcGIS Enterprise のフェデレーション サーバーである場合は、サービスの利用を可能にするコネクションだけが ArcGIS Pro でサポートされています。 サーバーがスタンドアロンの ArcGIS Server サイトである場合は、サービスの利用だけでなく、サービスの公開が可能な場合があります。認証情報で許可された最上位の権限を持つコネクションが作成されます。 公開者コネクションの作成後、コネクションを管理者レベルにアップグレードできます (認証情報でそれが許可されている場合)。

社外からファイルサーバーにアクセスできない場合、デバイスが接続されているWi-Fiの問題が考えられます。たとえば、ファイルサイズが大きい資料の閲覧や編集、ネットワーク速度不足などによって、アクセスできなくなります。また公共Wi-Fiを利用している場合、セキュリティ上の理由から、ファイルサーバー側でアクセスを拒否する可能性も考えられます。

オフィス内のサーバールームなど、ファイルサーバーは物理的に隔離された場所で運用されています。システム管理者はファイルサーバーに接続するための、ネットワーク設定を行います。物理的には有線ケーブルの敷設、ルーターの設置です。ソフトウェア上ではIPアドレスの付与、VPNの導入などが挙げられるでしょう。

ただし、Python スクリプトは Windows 資格情報マネージャーにアクセスできません。 サーバー認証情報を必要とするスクリプトを実行する場合、スクリプト内のログイン情報を暗号化するのが最も安全な方法です。 別の方法として、コネクション ファイルにログイン情報を保存することもできます。

ArcGIS Enterprise のフェデレーション サーバーに接続する場合は、Enterprise ポータルにサイン インしている必要があります。 サーバー コネクションは、ポータルの認証情報を使用して、サーバー上のコンテンツにアクセスします。

VPNはインターネット経由で、安全にオフィス内ネットワークに接続する仕組みです。テレワークで、社外からオフィス内ネットワークのファイルサーバーにアクセスする場合、VPNが必要です。VPNへ接続しないままファイルサーバー利用を試みている場合は、VPN接続を行います。

通常ファイルサーバーへのアクセスにはユーザー名とパスワードが求められます。しかし、稀にではありますが、ファイルサーバーで利用するOSの種類によっては、匿名アクセス(パスワード無しでのゲストアクセス)を許可できます。

サーバー コネクションを参照して選択し、[カタログ] ウィンドウまたはカタログ ビューの [コンテンツ] ウィンドウにドラッグします。

自動的にお気に入りになるサーバー コネクションを作成できます。 コネクション ファイルは、ローミング プロファイル内のお気に入りフォルダーに格納され、使用するどのコンピューターでも潜在的に利用可能です。

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