メールサーバーには それぞれ容量があります
普段あまり意識していない人も多いかもしれませんが、メールを送るにはまずメールサーバーにログインする必要があります。OutlookやGmailなどのメールソフトがそれにあたります。
メールを新規作成する場合は、宛先や件名、本文を入力します。そして、作成後に送信ボタンを押します。私たちの見えない部分では、送信したメールが各サーバーを経由し相手のメールサーバーに届きます。
メールサーバーの形態は3通りあり、それぞれの特徴や提供内容を見て使い勝手の良いものを選ぶ必要があります。
メールサーバーをレンタルして利用する方法です。独自ドメインをアドレスで利用できるケースもあり、特にビジネスの場では信頼性を高めたい場合にも便利です。基本的に、運用やサーバー構築に関する様々な対応は、運営会社に任せることができます。
メールサーバーを自社で運用する必要はなく、セキュリティ面も安全性が高いため安心。メールの共有や、複数端末での利用にも適しています。
メールサーバーには、それぞれ容量があります。データが蓄積し容量いっぱいになると、それ以上の新規のメールが受信できなくなるといった大きな問題が発生します。容量を増やすには、有料版への移行という手もありますが、できればそういう事態は避けたいと考える人が多いのではないでしょうか。
このように、自分でメールサーバーを構築するには手間や知識が不可欠です。実際は、自分でメールサーバーを構築する人よりも運営会社のメールサーバーを利用する人の方が多いでしょう。
今度は、受信側の流れについて見ていきましょう。受信側も、まずはメールサーバーへのログインが必要です。この流れについては、先ほどと同様の手順で行います。
Google は動的に拡張するグローバル メールサーバー ネットワークを運用することで、トラフィックの増加に対応しています。そのため、Google Workspace メールサーバーの IP アドレス範囲は広く、サーバーの IP アドレスも頻繁に変更されます。
メールサーバーの設定時には、POP3かIMAPかを選ぶ必要があります。先述のとおり、両者にはそれぞれ特徴があり、自分の使い方にマッチしたものを選ばないと不便です。