サーバー名とは
たとえば、「www.cman.jp」「note.cman.jp」は同じドメインですがホスト(≒サーバ)が違うことを表しています。
本記事をお読みいただき、ドメインとサーバーは Web サイト作成において必須のものだということがお分かりいただけたと思います。
サーバーとは、ユーザーのリクエスト(要求)に対応したデータを提供するコンピュータやプログラムのことです。
サーバーは自作することもできますが、それには専門的な知識やスキルが必要です。
例えば、ユーザーが閲覧したい Web サイトの URL をブラウザに入力します。その問い合わせが Web サイトのデータを保存しているサーバーに届き、サーバーは問い合わせに沿った画像やテキストなどのデータをユーザーの端末に表示するという仕組みです。
次の項目からは、ドメインとサーバーそれぞれの特徴と、どのような働きをするのか詳しく見ていきます。
Web サイトをインターネット上にある1つの家とするならば、ドメインはその家の「住所」にあたります。また、サーバーは家を建てるための「土地」です。土地となるサーバーを作り、その住所を決め、家である Web サイトを建てる。これが Web サイト構築のイメージとなります。
なお、ネームサーバーは【DNS(Domain Name System)サーバー】と呼ばれることもあります。
このIPアドレスとドメインを結び付ける役割を担っているのがネームサーバーとなります。いわば、電話番号(ドメイン)と電話機(サーバー)を結びつける電話線のようなものです。
デメリットとしては、サーバー・ストレージ・ネットワークなどすべての設定を自社で行うため、利用には専門知識が必要という点です。知識のない人がクラウドサーバーのカスタマイズを行うのはハードルが高く、最大のメリットを活用できない可能性があります。
レンタルサーバーを利用すれば、ドメインとサーバーについてよく知らなくても利用は可能です。しかし、それぞれがどのような役割を果たし、関連しているかを知っていれば、トラブルが発生時の原因特定などに役立てられるでしょう。
Webサイトやメールシステムなども、DNSサーバーによってIPアドレスとドメイン名が紐付けられ、変換されて成り立っています。DNSサーバーはインターネットを使用するにあたり不可欠で、重要なシステムなのです。
ドメイン名の前にドット「.」区切りで表します。「ホスト名+ドメイン名」でホスト(≒サーバ)を表しています。
要約すると、キャッシュDNSサーバーの動きは以下の2つです。
先程の説明では分かりにくい部分もあったと思います。ドメインとサーバーの関係は「家」で表すとイメージしやすいでしょう。