サーバアクセス
外部からファイルサーバーにアクセスするためには、インターネット回線が必要不可欠です。しかし、公共の回線には多くのリスクがあります。そこでおすすめなのが、VPN(略称:Virtual Private Network)です。VPNを導入すれば、セキュアな環境で社内ネットワークにアクセスが可能になります。どのような仕組みと特徴なのか解説しましょう。
VDIは、ネットワークを通じて仮想のデスクトップ環境を操作できるサービスです。ローカル端末にOSやソフトウェアを入れず、サーバー上にシステムを構築してリモート操作を行います。
自宅やオフィスで共有できる、ちょっとファイル置き場があれば便利だというニーズと、故障したわけではないのに古くなったという理由だけでお蔵入りしてしまっているパソコンを活用したいという、それぞれのニーズにお応えするために古いパソコンをファイルサーバーにする方法や使い方を解説してきました。OS のファイル共有機能を利用しているので新たなソフトをインストールする必要もなく、最も手軽な方法だと思います。
また、ファイルサーバーに置かれているファイルをメンバー間で共有することで業務効率が向上し、情報の周知徹底も簡単になります。
以上で、サーバー側の共有設定は完了です。以後、同一の LAN に接続されている各デバイスからこの「ファイル置き場」が利用可能になります。
Wi-Fi を利用した ファイルサーバーとの接続について、さらに詳しい解説をお探しの方は「Wi-Fi 環境があれば OK!Android とパソコンで簡単にファイル共有する方法」もあわせてお読みください。
1 人に 1 台以上の台数が普及しているデジタルカメラやスマホを使って写真を撮る機会はとても多いと思いますが、それらの写真のバックアップ先としてもファイルサーバーは有効です。
同一の LAN に接続されているデバイス間でしか共有できなかった自作サーバーに対して、オンラインストレージの場合はインターネットにつながる環境があれば、どことでも、誰とでも、ファイルの共有が可能になります。
イッツコムがご提供している「box」は、安全にネットワーク上のファイルの共有を可能にするクラウド型コンテンツマネジメントサービスです。あらゆるファイルを一元でオンライン保存でき、ファイルサーバーとしても機能する高機能なクラウドサーバーをご提供します。主な「box」の特徴は次の通りです。
Dropbox は Paper という共同作業に特化したサービスも提供しており、リアルタイムでメンバー間のやり取りをしながらオンライン上の共同作業やブレストを行うことも可能です。
デバイスとルーター、ルーターとLAN、LANとファイルサーバーなど、それぞれの間をつなぐ物理ケーブルの故障が想定されます。物理ケーブルが故障すると、ファイルサーバーへのアクセスだけでなく、インターネットやプリンタへの接続もできなくなります。ファイルサーバー以外の接続についても確認することで、物理ケーブルに問題がないか確認しましょう。
当社は、外部の専門機関と連携して、原因の究明や被害の内容等について調査を進めてまいりました。その結果、第三者が、当社海外子会社を経由し、複数のファイルサーバに不正アクセスを行った事実が確認されました。当該ファイルサーバ以外の業務システムへの不正アクセスは確認されませんでした。なお、不正アクセスを受けたファイルの外部流出については、調査の結果、確証を得る事実は見つかっていませんが不正アクセスを受けたファイルサーバ内に、お取引先から提供を受けた業務関連情報や当社の社内情報に関するファイルが含まれていることが確認されました。当社にてその影響を分析した結果、対象となるお取引先には、個別に報告を実施いたしました。
ファイルのバックアップや共有というと、オンラインストレージを想像される方も多いと思います。広義にはオンラインストレージもインターネット上にあるファイルサーバーの一種と考えることもできます。
■セキュリティの向上
ローカル端末にはデータが入っていないため、物理的なセキュリティの心配がありません。全てのデータをサーバーやデータセンターで一元管理できる強固なセキュリティが実現します。
期間限定で外部企業のプロジェクトに参加して、外部企業のオフィス内からファイルサーバーに接続する、企業内で少数に限られたチームでのファイル共有する場合など、ファイルサーバーにパスワード無しでアクセスすることが考えられます。匿名アクセスでファイルサーバーに接続できない場合、システム管理者に問い合わせをしましょう。