データ量が大きいほど ファイルサーバー導入のメリットを活かせます
オブジェクトストレージとはデータをオブジェクトとして扱うストレージで、大容量データを安価に保存するのに適しています。オブジェクトストレージのデメリットは速度が遅い点ですが、速度の速いファイルサーバーと組み合わせて導入することにより、それを解消し、特徴を最大限生かせるのです。
どのようなファイルをファイルサーバーに保管するか、それはどれくらいのデータ量になりそうなのかも明確化しておきましょう。ファイルサーバーは冗長構成にできるので、バックアップの自動化ができます。あまりにも大量のデータを扱う場合、手動でのバックアップに非常に工数がかかる場合があります。データ量が大きいほど、ファイルサーバー導入のメリットを活かせます。
リモートアクセスサーバーとは、VPN接続を可能にするサーバーのことです。社外から社内ネットワークに接続するときは、使用している端末から直接社内ネットワークに接続するのではなく、リモートアクセスサーバーを中継してから接続します。
オンプレミス型のファイルサーバーの場合、サーバー機の購入や初期設定、サーバー構築を自社でやらなければなりません。購入費用や、人件費などのコストがかかります。
ファイルサーバー選定の際には、こうした機能のカスタマイズが可能か確認するとともに、それに伴うコストについてもチェックしましょう。
データベースサーバーとは、データベースを内部に持ちデータベース管理システムが動作しているものです。クライアントからのリクエストに対してデータベースの検索処理を行い、処理結果を返します。
コロナ禍以降、オフィス環境は急速に変化しました。テレワークが普及し、インターネットを介してリモートで業務を行うことはもはや当たり前となっています。そのようにオフィス環境が変化するにつれて、社内のファイル管理の方法も変化してきています。本記事ではファイルサーバーについての概要と、NASとの違いや選び方のポイントなどについて解説します。
最後にもう1つ、専用サーバはサーバ設置に時間がかかるため、申し込みをしてもサーバが使えるようになるまで時間がかかるケースがあります。
ファイルサーバーの導入に際しては、システム構築に要する時間を考慮し、余裕をもったスケジュールを立てましょう。
サーバーは、たとえば銀行の業務システムのように「止めることができない」システムに使われることもあります。こういった場合は、CPUやメモリ、HDDはもちろん、電源も多重化して万が一に備えます。また、これらのパーツに障害が生じた際、瞬時にスタンバイ側のパーツに切り替えるという無停止型サーバーも用意します。これだけ準備をしておけば、いざというときもシステムを動かしたまま、障害を起こしているハードウェアを交換することができます。
ファイルサーバーとは、ファイルを保存するためのコンピュータ全般を指します。機能の追加やストレージの増設など利用者の好みに応じてカスタマイズが可能です。企業の場合、組織の成長に合わせてストレージの容量を変更できて、非常に便利です。
ネットワーク上でデータを共有したり、使ったりするためのサーバーがファイルサーバーです。ファイルサーバーを使うと、複数のサーバー、 OS 間でデータの共有を素早く行えます。
またファイルサーバーに限らず、オンプレミス型システムのハードウェアやソフトウェアの構成は、時代が移り変わるにつれて古くなっていくのが常です。パッチ当てのような部分最適だけでは、いずれ時代の移り変わりに耐えられなくなる可能性があります。古くなったファイルサーバーシステムの移行には、膨大な手間とコストがかかるため、なかなか移行できないこともあります。
レンタルサーバーは初期費用がかからないことが最大のメリットです。後述する自宅サーバーの場合、パソコン代やケース代に10万円近くかかります。それに比べてレンタルサーバーの場合は、初期費用3000円ぐらいが多いようです。
VPSサーバーとは、1台のサーバーを複数のユーザーで使用するのは共用サーバーと同じであるが、専用サーバーのようにOSやアプリを自由にインストールできます。