プロキシサーバ ipアドレス
プロキシサーバーが置かれる場所は、社内LANと外部インターネットの間になりますが、この場所はDMZ(非武装地帯、緩衝地帯)と呼ばれる、ファイアウォールという城壁に守られた社内LANの外にあります。
ここからは、プロキシサーバーとVPNを選ぶ際のチェックポイントを紹介します。
プロキシサーバーとは、コンピューターに代わってインターネットに接続しサイトへアクセスするサーバーを指します。プロキシサーバーは社内LANと外部インターネットの間に設置し、URLをフィルタリングしたり匿名性を確保したりします。プロキシ(Proxy)は代理を表す英単語です。
特定のブラウザやアプリからのIPアドレスだけを隠すのであれば、無料プロキシサーバーでも行えます。しかし、コンピューターからの通信すべてを暗号化して、他人に対してブラウジングアクティビティを隠したいのであれば、VPNを利用すべきです。
こうしたキャッシュ情報は、プロキシサーバーに接続している全クライアントマシン分がキャッシュされ、しばらくの間保持されます。同様の機能は、クライアントマシン内のブラウザにも実装されていますが、プロキシサーバーのキャッシュ容量はブラウザとは比較できないほど大きくなっています。
ID・パスワードによる認証を有効化していないと、公開プロキシサーバーとして誰でもアクセス可能になってしまいます。不特定多数の人に利用されればセキュリティリスクが高まり、ウイルス感染や個人情報の流出といった被害に遭うかもしれません。他にも、犯罪経路に利用される可能性もあります。
そのため、安易に代理サーバーを使用するのではなく、慎重に安全か確認してから、プロキシサーバーを使用することが大切です。
そのため、快適なネット利用を好むのであれば、プロキシサーバーを利用するメリットはないと言えるでしょう。
プロキシサーバーを導入する際、外注せず自分で構築する人もいるでしょう。その際に重要となる点は、認証を有効化しておくことです。
データセンタープロキシ:データセンタープロキシは、データセンターに設置されたプロキシサーバーの一種で、どのインターネットサービスプロバイダ(ISP)にも属しません。一般的に、1つのサーバーに多数のIPアドレスが割り当てられ、そのサーバーを介して、すべての指定されたトラフィックがルーティングされます。
無料プロキシサーバーのオプションは、ネットワークの脆弱性のため、最も危険です。また、このオプションはセキュリティや暗号化が提供されないため、企業が攻撃される可能性があります。
他にも、海外のサイトにアクセスしたいものの、日本からのアクセスが拒否されている海外のサイトもあります。そういったサイトに、プロキシサーバーを活用することで、閲覧することが可能です。
VPNはユーザーのデータを暗号化しますが、プロキシサーバーにはできません。オンラインバンキングやオンラインショッピングなどで、より強力なセキュリティ対策を行うには暗号化は重要です。
プロキシサーバーの性能にもよりますが、多くのユーザーが同時にアクセスした時は通信速度が低下する傾向があります。
プロキシサーバーには、ローカルディスク上にキャッシュを保存する機能があります。キャッシュとは、Webサイトにアクセスした際のデータを一時的に保存する技術のこと。