ドメイン名からipアドレスを調べる

ドメイン名からipアドレスを調べる

DNSサーバーは、問い合わせメッセージを受け取るとこれを開封して中身を確認する。そして、自分が持っている「ゾーン情報」を調べて答えを探す。ゾーン情報とは、ドメイン名とそれに対応するIPアドレスなどの登録情報を記した対応表だ。IPアドレス以外に、ドメイン名に対応するDNSサーバーの名前やメール・サーバーの名前を記している場合もある。

ホスト名に基づいて Web リソースの IP アドレスを検索する方法は多数あります。 最も簡単でわかりやすいオプションは、コンピュータのコマンド ライン インターフェイスまたはコンソールを使用することです。 また、オンライン IP ルックアップ サービスを使用できます。 場合によっては、対応するオプションが提供されている場合は、任意のドメイン名または IP アドレスに関する公開情報を提供する WHOIS サービスを使用できます。 これらのアプローチを詳しく見てみましょう。

ドメイン名からIPアドレス情報を引き出す場合には、Whois検索を行う方法が最も手軽です。独自ドメインを登録していれば、Whois検索によって登録者の情報に到達できます。Whois検索ではネームサーバのFQDNや、IPアドレスを参照することができます。Whoisについては、「Whoisとは」で解説しています。

ホスト名で任意の Web リソースの IP アドレスを検索するには、 WHOIS サービスを使用することもできます。 WHOISドメインのIPチェックでは、ドメインとウェブサイト(組織または個人)を所有している人を含む、ウェブサイトに関する情報を見つけることができます。 ただし、この情報は管理者や同様のセクションで提供されることがよくありますが、所有者情報が表示されない場合があります。 このプロパティは、特定のドメイン ゾーンの規則によって設定されるか、またはドメイン所有者によって個人データが非表示になっている可能性があります。 WHOIS サービスによって提供されるデータが、任意のドメイン名または IP アドレスのパブリック情報を表示できます。

この対応表を見て、ドメイン名と対応するIPアドレスがわかったら、今度はDNSサーバーがリゾルバに応答メッセージを送信する。応答メッセージの内容は「www.aaa.jpに対応するIPアドレスは192.168.0.1ですよ」というものである((2))。

オンラインWHOISサービスを使用することは、大多数の人々にとってより簡単で便利なようです。 あなたがする必要があるのは、無料のオンラインWHOISサービスのいずれかに移動し、検索バーにターゲットドメイン名を入力することです。 サービス応答には、ホスティング プロバイダーセクションで要求されたドメイン名の IP アドレスが含まれます。

ここまでは1台のDNSサーバーで名前解決をする場合を説明したが、実際のインターネットには多数のDNSサーバーが点在し、相互に連係してDNSという巨大なシステムを構成している。インターネットには膨大な数のコンピュータがつながっているので、1台のDNSサーバーですべてのIPアドレスを管理できない。そのため、複数のDNSサーバーがドメイン名を分散管理しているのだ。各DNSサーバーは、リゾルバから問い合わせを受けると自分のゾーン情報を調べるが、そこに答えがないときは、別のDNSサーバーに問い合わせて答えを探す。

・ドメイン名からIPアドレスを割り出す場合、Whois検索を使用する。・FQDNが分かる場合、Whois検索を使ったり、nslookupを使用することでIPアドレスを知ることができる。

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