ipアドレス バレない
IPアドレスとは、インターネットに接続されているデバイスを識別するための固有の数字列です。Webサイトやオンラインサービスを閲覧したいとき、リクエストとともにIPアドレスも送信されるため、IPアドレスが公開されてしまいます。つまり、インターネットプロバイダはあなたがネット上で何をしているか追跡でき、政府や広告事業者などの部外者にその情報を開示される場合があります。IPアドレスは、ipleak.netなどのサイトで調べられます。IPアドレスが公開されるとプライバシー侵害のリスクがあるため、VPNを使ってIPアドレスを隠す人は少なくありません。
インターネット上で何か悪いことをしようとした場合に、VPNを使用すれば、バレないのではないかと考えるかもしれません。VPNを使用すれば、バレにくくなりますが、警察が本気になれば必ず捕まります。
まずVPNは「VPNサービスプロバイダー」に接続して使用することになりますので、「VPNサービスプロバイダー」には接続記録・ログが残ります。匿名性を売りとしているVPNサービスプロバイダーは「ノーログ」ポリシーと言って、ログは全て破棄するのでバレることはないと主張しています。しかしそれが本当かは分かりませんし、警察当局から捜査協力依頼が入った場合に、拒否するかは怪しいものです。VPNサービスプロバイダーは海外事業者であることが多いので、各国の法律や事情によるところもあります。
また、インターネットは様々な機器・回線を経由しますので、行く先々に痕跡が残り、完全な匿名性は不可能です。警察や専門家が調べれば必ずバレますので、悪いことはしないようにしましょう。