ipアドレス サブネット
これで、254 台のホストに IP アドレスを与えることができます。 すべての 150 台のコンピューターが 1 つのネットワーク上に接続されている場合は正常に動作します。 ただし、150 台のコンピューターは 3 つの個別の物理ネットワーク上にあります。 ネットワークごとにより多くのアドレス ブロックを要求する代わりに、ネットワークをサブネットに分割して、複数の物理ネットワークで 1 つのアドレス ブロックを使用できます。
プレフィックス表記とはIPアドレスのネットワークを分割するためにIPアドレスの最後に「/(スラッシュ)」で表記される部分のことです。下図のIPアドレスをサブネットマスクで分割した例を見ていくと、192.168.1.0のネットワークアドレスを4分割しているので、192.168.1.0/4と表記されます。/4は分割しているサブネットマスクを示すため、正確に記述をすると192.1681.0/240.0.0.0となりますが、/4と記述しているのは省略形で一般的にはこちらを使用します。
さてここまで、サブネットワークについて解説してきましたが、どうもピンと こないなんて方も多いのではないでしょうか?
TCP/IP が動作するために必要な 2 つ目のアイテムは、サブネット マスクです。 サブネット マスクは、ホストがローカル サブネット上にあるかリモート ネットワーク上にあるかを判断するために、TCP/IP プロトコルによって使用されます。
このセクションのネットワークサブネット化スキームでは、8個のサブネットを作成できます。ネットワークは次のように表示されます。
それでは今回は実際にネットマスクを使ったサブネットワークについて解説 していきましょう。
ネットワークをサブネット化するには、アドレスのホストID部分の一部のビットを使用してナチュラルマスクを拡張し、サブネットワークIDを作成します。たとえば、ナチュラル マスクが 192.168.5.0 であるクラス C ネットワーク 255.255.255.0 の場合は、次のようにサブネットを作成できます。
サブネット化されていないクラスAネットワークのIPアドレスは、10.20.15.1 255.0.0.0のようなアドレス/マスクペアを持ちます。マスクが、アドレスのネットワーク部とノード部の識別に役立つことを示すために、アドレスとマスクを 2 進数に変換します。
ここでは、サブネットの作成に 4 ビットを使用しているため、ホスト アドレスに使用できるのは残りの 4 ビットだけです。つまり、この場合、最大 16 のサブネットを作成し、それぞれに最大 16 のホスト アドレスを割り当てることができます(デバイスに割り当てられるのは 14 です)。
したがって、クラスCネットワークでこのネットワークを作成できると判断しました。サブネットワークを割り当てる方法の例を次に示します。
サブネットとは、ネットワークを細分化することです。巨大なネットワークの中に細分化された小さいネットワークが存在することで、不要なネットワーク経路(ルータやスイッチなどのネットワーク機器)を通る事なく、効率的に目的の機器同士の通信が可能となり、短い距離で宛先に到達できます。サブネットを用いたネットワークのことをサブネット化されたネットワークと呼びます。サブネット化するにはサブネットマスクを用いてIPアドレスを分割し、分割されたIPアドレスは4つの数値の後に/(スラッシュ)と区切られたネットワークの数値が記載されます。
図は社内のネットワークを4つに分けた例です。A〜Dに分けそれぞれのゾーンでIPアドレスが取得できる範囲を限定しました。真ん中のルータのサブネットマスクはサブネット化をする際のIPアドレスです。
一部のシナリオでは、次のいずれかの理由で、既定のサブネット マスク値が組織のニーズに合わない場合があります。
サブネット化について理解したら、次にこの知識を使用します。この例では、プレフィクス/長さの表記法で 2 つのアドレス マスクの組み合わせが指定されており、2 つのデバイスに割り当てられています。ここでは、これらのデバイスが同一のサブネット上にあるか、または別のサブネット上にあるかを判別します。各デバイスのアドレスおよびマスクを使用して、各アドレスがどのサブネットに属しているかを判別できます。
注:以前は、サブネット0(すべてのサブネットビットがゼロに設定される)および1のすべてのサブネット(すべてのサブネットビットが1に設定される)の使用に制限がありました。一部のデバイスでは、これらのサブネットの使用が禁止されています。シスコシステムズのデバイスでは、 ip subnet-zero コマンドが設定されています。