ドメインの設定
送信メールの場合、メールの宛先が、アドレスリストに含まれるアドレスまたはドメインと照合されます。宛先とは、「To:」、「Cc:」、「Bcc:」の各欄に含まれるアドレスです。
ごく少数の未認証メールがドメインに届く場合は、コンテンツ コンプライアンス ルールで次の設定を使用して、そのようなメールを管理することを検討してください。
受信メールの場合、「From:」の送信者アドレスが、アドレスリストに含まれるアドレスまたはドメインと照合されます。アドレスリストとの照合に「Return-Path:」のアドレスは使用されません。「From:」の送信者アドレスは通常、メールの受信トレイで送信者のアドレスとして表示されます。「Return-Path:」のアドレスはメッセージ ヘッダーにのみ表示されます。
重要: 送信者の認証は、なりすましメールからドメインを保護するのに役立ちます。送信者の認証が無効になっていると、本来の送信者によってメールが送信されたことを検証できません。なりすましや迷惑メールなどの悪意のある攻撃からドメインを保護しやすくなるように、送信者の認証オプションは常に有効にしておくことをおすすめします。
送信者の認証は、ドメインで受信されたメールにのみ適用されます。ドメインから送信されたメールには適用されません。
管理者は、アドレスリストと呼ばれる、メールアドレスとドメインのグループを作成できます。アドレスリストを使用することで、特定のメールアドレスまたはドメインにGmail の設定を適用できるようになります。特定のアドレスまたはドメインを設定から除外する場合や、特定のアドレスまたはドメインとの間で送受信するメールに設定を適用する場合に、アドレスリストを使用します。
アドレスまたはドメイン名を入力します。複数入力する場合は、カンマまたはスペースで区切ります。
認証オプションは、アドレスリストに含まれるアドレスまたはドメインに対してデフォルトで有効になっています。なりすましや悪意のある攻撃からドメインを保護しやすくするために、このオプションは有効にしておくことをおすすめします。