ipアドレス ネットワーク部
プレフィックス表記とはIPアドレスのネットワークを分割するためにIPアドレスの最後に「/(スラッシュ)」で表記される部分のことです。下図のIPアドレスをサブネットマスクで分割した例を見ていくと、192.168.1.0のネットワークアドレスを4分割しているので、192.168.1.0/4と表記されます。/4は分割しているサブネットマスクを示すため、正確に記述をすると192.1681.0/240.0.0.0となりますが、/4と記述しているのは省略形で一般的にはこちらを使用します。
現代ではクラスフルアドレスのデメリットを解消した「サブネットマスク」が主に使用されています。サブネットマスクはIPアドレスとは別に、32ビットの2進数を利用して、どこまでがネットワーク部でどこからがホスト部であるかを分類します。
当社の監視項目は類似した項目をグルーピングし分類しています。監視項目には対象となる機器やサーバに対して通信を行うため、IPアドレスを利用し設定することも行います。それに伴い対象となるサーバや機器が正常に動作しているか確認をする「死活監視」や、インターネット経由で対象となるWebサイトやWebアプリケーションを監視し正常に動作しているか確認をする「Global外形監視」などリモート(遠隔)で監視を行うために、IPアドレスを用いて対象となるサーバや機器に対して通信を確立させます。その他の監視項目に沿った監視グループの詳細は次のページをご覧ください。
IPアドレス(Internet Protocal Adress)とは、IPと呼ばれるプロトコルを使うネットワークにおいて、各コンピュータを識別するために、コンピュータへ付与する番号の列です。コンピュータには、それぞれ異なるIPアドレスを与えて、各コンピュータを特定したり、通信相手として指定したりします。IPアドレスにはIPv4とIPv6の2種類が存在しIPv4は古くから利用されてきたものでありIPアドレスと言えば一般的にはこちらを示します。IPv4の記述の仕方は「192.168.143.41」の用に十進法で4つの数値の列で表記します。ここでは、一般的にIPv4を用いた通信方法を説明するとともにIPv6との違いや、専門的な内容であるIPアドレスのクラス、サブネットマスク、グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの違いなどを詳しく解説します。
サブネットマスクは IP アドレスのフィルターのような役割を果たします。サブネットマスクを使うことで、デバイスは IP アドレスのネットワーク部とホスト部を判断できます。
サブネットマスクはIPアドレスとは別に32ビットの2進数を用意する必要がありますが、簡略化した表記方法として「CIDR表記」を使用します。CIDR表記はIPアドレスに「/ネットワークのビット数」を記載するだけの簡単な記載方法です。
さきほど説明しましたように、インターネット上のコンピュータにはそれぞれ世界に一つしかないIPアドレスを付ける必要がありますがIPアドレスは、個々のPCにばらばらに付けられるのではなくネットワークごとにある共通部分をもって付けられます。
これは、我々の住んでいる家の住所がお隣同士では最後の番地以外は、同じであることと同様です。
図は社内のネットワークを4つに分けた例です。A〜Dに分けそれぞれのゾーンでIPアドレスが取得できる範囲を限定しました。真ん中のルータのサブネットマスクはサブネット化をする際のIPアドレスです。
サブネットマスクに出てくる数字は255、192、128など大体決まっているため、覚えてしまうと簡単に計算できます。
サブネットとは、ネットワークを細分化することです。巨大なネットワークの中に細分化された小さいネットワークが存在することで、不要なネットワーク経路(ルータやスイッチなどのネットワーク機器)を通る事なく、効率的に目的の機器同士の通信が可能となり、短い距離で宛先に到達できます。サブネットを用いたネットワークのことをサブネット化されたネットワークと呼びます。サブネット化するにはサブネットマスクを用いてIPアドレスを分割し、分割されたIPアドレスは4つの数値の後に/(スラッシュ)と区切られたネットワークの数値が記載されます。
サブネットマスクは2進数で先頭から1が連続している部分が「ネットワーク部」、後続の0が連続している部分が「ホスト部」となります。
IPv6は大量の種類があり枯渇することがないと言われています。またIPv6は通信方式がIPoEになるためネットワークの高速化が期待でき、通信業者よりIPv6を利用したサービスが提供されています。IPoE(IP over Ethernet)とは企業内LANと同じやり方で直接インターネットに接続する方法です。ちなみにIPv4のPPPoEは電話回線の通信方式でイーサーネット通信をすることからインターネットに接続をする際に数回認証されるためIPoEよりかは低速になりがちです。
同じローカルネットワーク内の他のデバイス (192.168.0.102, 192.168.0.103 など) についても同様です。
そのため、インターネットに接続するコンピュータはインターネット上で一意の名前を付ける必要があります。
この名前のことを、IPアドレスと呼びます。
それでは、あるネットワークに、何台のPCを接続することができるか計算してみましょう。