初期設定が完了したらNAS上に共有フォルダーを作成します
社内にファイル共有用の専用機器を設置するのではなく、社外のクラウドストレージ上に社内向けの共有フォルダーを作成するという方法もあります。
3.NAS上に共有フォルダーを作成する次にNASの初期設定をします。多くの製品では初期設定を自動化するユーティリティが付属しているため、設定は難しくありません。初期設定が完了したらNAS上に共有フォルダーを作成します。
クラウドストレージにおける共有フォルダーの作成方法は次のとおりです。
クラウドストレージは、NASやファイルサーバーをオンライン化したサービスのことです。クラウドストレージの場合、自社で機器を購入したり、設置したりする必要が一切なくクラウドストレージの利用料のみであるため、導入コストを抑えたい企業に向いています。社内ネットワーク上にNASやファイルサーバーを設置する場合と比較して、クラウドストレージが圧倒的に有利なのが、社外からのアクセスがしやすい点です。インターネットにアクセスできる環境があれば、どこからでも、またどのような端末からでも共有フォルダーにアクセスできます。特に、クライアントや取引先など社内LANには所属していないが協働したいメンバーとファイル共有する際に効果を発揮します。