田貫湖まで行くには 自家用車を利用していくのが1番早い方法です
田貫湖は標高650mの富士山麓に位置しているので、秋から冬にかけてはかなり冷え込みます。この時期には空気が澄んで美しい星を観察できますが、もし夜に星を観察しに行く時は厚い防寒具を着込んで、防寒対策を万全にしましょう。また冬場の時期は、美しいダイヤモンド富士が見れる季節でもあります。とくに早朝や深夜の移動の場合は、積雪や道路の凍結のおそれもあるので、訪れる時には気をつけて足を運びましょう。
田貫湖を訪れるには、レンタカーを利用するのもおすすめです。田貫湖の最寄り駅にあたるJR富士宮駅やJR富士駅、JR新富士駅の近くにはレンタカーショップが数軒ありますので、そちらを利用してみましょう。ただし観光シーズンは、予約なしで当日行っても借りられない場合もありますので、事前に訪れる日が決まっている場合は事前予約をしてから行くのをおすすめします。軽自動車でしたら、1日5,000円くらいからレンタルできますので、有効に活用しましょう!
田貫湖でできるアクティビティには、無料でできるものと有料でできるものがあります。田貫湖ふれあい自然塾では、入場料は無料となっていますが、体験プログラムは無料と有料のものの両方があります。また、ボートとレンタサイクルを使ったサイクリングは有料です。手漕ぎボートや足漕ぎボートは6月〜11月の限定で、料金は1時間1,000円。レンタサイクルの料金は、30分で300円、1時間で500円です。
富士山麓にある田貫湖へは、自家用車や路線バスで行く方法が一般的です。ここでは、自家用車、路線バス、レンタカーそれぞれの行き方について解説します。
田貫湖までは、路線バスでもアクセスできます。最寄り駅はJR身延線の富士宮駅で、富士急静岡バスの「休暇村富士」行きバスに乗って約45分、終点の休暇村富士(運賃1,030円)、または一つ前の田貫湖キャンプ場(運賃990円)のバス停で降りましょう。ただし本数は少なく、平日は1日7本、土日祝は1日9本のみの運行となっていますので、バスを利用する場合は必ず事前に時刻表を確認するようにしてください。
田貫湖まで行くには、自家用車を利用していくのが1番早い方法です。静岡県内から行く場合は、東名高速道路富士ICからは約45分、新東名高速道路からは新富士ICから約40分です。山梨県から行く場合は、中央高速自動車道の河口湖ICから約40分、甲府南ICからなら約50分で到着できます。田貫湖の周辺には駐車場が5カ所あり、いずれも無料です。
田貫湖を観光したりキャンプ場などの施設を利用する際には、必ず守るべき注意点や対策すべき点がいくつかあります。ここからは、田貫湖を散策する上での注意点と対策方法について解説しましょう。
富士山の西麓、広大な朝霧高原の一角に位置する田貫湖は、周囲約4km、水深約8mの人造湖です。雄大な富士山の絶景を真東に仰ぎながら、湖畔では、春には桜やツツジ、秋には紅葉など四季折々の美しい風景が広がり、恵まれた自然環境の中で、キャンプ、ボート遊び、釣りやサイクリングなども楽しむことができます。特に4月20日と8月20日の前後1週間に天候に恵まれれば見ることができる、「ダブルダイヤモンド富士」と呼ばれる絶景~富士山頂から昇る朝日が光輝き、さらにその様子が湖面にも映し出されるという~は、正に地球の自然と宇宙が織り成す芸術…と言えるかもしれません。