プロバイダメールスマホ

メールサービスには、大きく分けて「プロバイダーメール」と「フリーメール」があります。テキストや画像などのファイルを送受信できるという点では同じですが、この2つにはいくつかの違いが存在します。

プロバイダメールは、フリーメールに比べてメールの遅延が起きにくいとされています。例えば、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールでは、過去にシステム障害などによりメールの遅延が発生しました。

Gmail・Yahoo・Outlookなど主要なメールプロバイダやIMAPまたはPOP3対応のメールボックスなどをサポートしてくれるアプリです。またメールの送受信だけでなく、テキストや文字色などメール作成時のスタイル設定・書式変更も可能。ダークテーマを含む4つのテーマが選択できます。

プロバイダーメールには以下のような特徴があります。

プロバイダと契約した人のみが使えるため、プロバイダメールは信頼される場合が多く、金融機関の登録にも問題なく使える点も特徴です。フリーメールは第三者に再利用される可能性があるのに対して、プロバイダメールではその心配がありません。

プロバイダーによっては無料で複数のメールアドレスをくれるところもあるので、仕事や趣味などいくつかの目的で使い分けたいという場合も、フリーメールを使わずに済みます。安心してメールを楽しむためにも、プロバイダーメールを利用することが賢い選択と言えるでしょう。

このメールサーバ情報の設定は、携帯会社サイトから「プロファイル」というデータをダウンロードして、登録することが一般的です。

大切なメールを預ける郵便屋さんが、得体の知れない会社の人だったり、仕事を怠けることがあったりしたら困ります。プロバイダーと契約している人であれば、無料で使えるメールアドレスをもらっているはずです。

Androidは「Gmail」アプリに、プロバイダーなどのメールを設定することが可能。

プロバイダメールには、メールアドレスの追加や変更などに制限があるので注意も必要です。そこで、プロバイダメールの注意点を解説します。

インターネット回線の契約で付与されるプロバイダメールは、インターネット回線を解約すると使えなくなるので注意してください。

ただし、そのためにはメールアプリに設定を登録しておく必要があります。プロバイダは企業数が多いので、自分で「メール設定」の情報を確認して、設定する必要があります。

ほとんどのプロバイダメールでは、メールアドレス追加に料金がかかるので注意しましょう。例えば、So-netの「プラスメールアドレスサービス」では、月額110円（税込）で最大10件までメールアドレスの取得が可能です。

パソコンのプロバイダメールも、キャリアメールなどと同じように、追加設定できます。

プロバイダーメールとは、 インターネット接続サービスを提供しているプロバイダーが運営しているメールサービスのこと。