データの復旧技術センター
ロジテックは、データ復旧業界の「健全化」を目指します。一般社団法人日本データ復旧協会(DRAJ)の会員企業です。
ビルの全体停電の日、うっかり電源を入れたままにしていたせいでデータ保管用として使用していた外付けHDDが電源のランプすら…
データ復旧業者に依頼するまでの間に、本当に故障しているのか疑問で接続するかどうかを試してしまいがちです。
最近は、「データ復旧を定額制で行う」という業者も登場しています。
HDDやPCなどの記憶媒体から、「データを取り出す」ことを目的としています。そのため、記憶媒体の動作の回復はされない場合が多いです。バックアップがない場合や、バックアップデータごと消えてしまった場合はデータ復旧サービスに相談しましょう。
データ復旧は一社目に依頼した業者で完全に復旧しきるのが一番確実な復旧方法ですので、一社目で確実に復旧できる業者を選ぶことが重要です。
データ復旧の設備を自社内に保有し運営している業者は、復旧ラボへの持込みや見学を受付ていたり、SNS等で作業風景を発信しているケースもあります。心配な場合は「作業現場の見学は可能ですか?」「設備を自分で確かめたい」等を相談するといいでしょう。セキュリティ等を理由に断られた場合、その業者は怪しいと判断したほうがいいです。正確な実態を確認するようにしましょう。
保存していたデータの100%を復旧できた場合と、20%しか復旧できなかった場合では復旧料金は異なります。また、同じ量のデータでも、希望したデータが取り出せているか否かによって復旧料金が違います。作業をする前に希望データを設定する業者であれば、希望データが復旧できなかった時に余分な料金を支払わなくていい可能性があります。
業者次第で、データ復旧業者にパソコンごと持ち込むことによって、内蔵HDDやSSDを取り出しも一緒に対応できる業者もあります。
各データ復旧業者の復旧実績や復旧率は公式HPなどで確認ができる場合が多いです。「復旧実績〇件」「復旧率〇〇%」など数値で示されている場合は、客観的な指標であるので信頼できる情報と言えます。
データ復旧業者の規模は差が大きく、残念ながら業者によっては復旧設備を社内に保有していなかったり、すべて海外業者への外注や、復旧ソフトを使用するのみで作業を行わない業者も存在します。しかし、素人目線ではネット上の情報だけでこれらの実態を見極めるのは至難の業です。
スマートフォンのデータ復旧もデータ復旧専門業者なら可能な場合があります。ここで注意していただきたいのが、「スマホ修理サービス」や「メーカー保証の機器交換」はあくまでもスマートフォンの「動作復旧」を目的としている点です。「落としてしまい、画面が割れて電源が付かなくなった」「水没させ画面が真っ暗だ」といった場合、少しでも必要な「データ」がある場合は、データ復旧の専門業者へ相談しましょう。
データ復旧では、機器の障害レベルによって、復旧ツールにかければ直せるような場合から、国内でもごく一部の高い実力を持つ業者でしか対応できないような高難易度な復旧まで存在します。一律料金制や完全成果報酬制の業者では、マニュアル作業となるため、対応できる障害に限りがあり、「依頼した後に復旧に失敗されてしまった」「追加費用を請求された」といったトラブルに見舞われるリスクが高いです。
故障した機器からデータをサルベージ(取り出し)するためには、データ復旧業者への相談をしなければ何も始まりません。大切なデータを取り戻すために、最善の選択をしてください。
データ復旧業者についてネットで調べる方も多いと思いますが、口コミの情報も100%完全に信じるのは危険です。ネット上の口コミ評価は匿名性が高い情報のため、口コミ評価だけで良し悪しを判断するのは難しいでしょう。