edge ieモード 互換表示設定
IE での互換表示を設定するダイアログにて設定できた掲題項目が未チェックであるかを判定します。
“サイトリスト”という名称ではありますが、実体として XML ファイルが存在するものではなく、GUI 操作で互換指定したモードがローカルに保存されるものです。
詳しくはInternet Explorer(IE)モードのローカルサイト リストを構成する を参照ください。
Edge 用ローカルサイトリストは、IE 用ローカルサイトリストのダイアログを開くことができなくなったため追加された機能です。
このフロー図より上位の “Edge のマネジメントプロセスによる互換性判定” タイミングで行われます。
最も理想的な解決方法は、Cookie の共有が必要なコンテンツを全て Edge に移行させることです。
この場合の確実な対処は、DOCTYPE を適切に宣言するようコンテンツ側を修正して頂くこととなりますがサイトリストに互換モードを指定することでも回避することが可能になります。
ドメインは同一にも拘らず、”ページによって IE 5 互換 / IE 7 互換が切り替わってしまう” という事象については、DOCTYPE 宣言がコンテンツに登録 / 非登録で統一されていない場合に
7.1 の判定を Yes で通過した場合に起こり得ます。
2022/06/09 追記:バージョン 101 より、InternetExplorerIntegrationComplexNavDataTypes ポリシーの既定の動作が変更となりました。具体的には、”フォーム データと追加のヘッダーを送信する” 動作から、”フォーム データのみ送信する” へ変わっています。既定で追加のヘッダーが含まれる動作に変更したことによる、サイトの互換性の問題が多く報告されたためです。バージョン 101 以降においては、Microsoft Edge と Internet Explorer モードを切り替えるナビゲーション時に、既定で Referrer などの追加のヘッダー情報は含まれません。
2022/06/09 追加:バージョン 102 より、IE モードのインジケーターから互換表示を切り替えることができる機能を利用できます。この機能により、IE11 の互換表示設定で、互換表示をする Web サイトを追加すると同等の効果が得られます。なお、この機能は Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可 により、手動で IE モードに切り替えた場合にのみ表示されます。組織のサイトリストで IE モードを設定しているサイトに関しては、サイトリストで必要な互換モードを設定ください。
存在が確認された場合、原則タグに指定される互換モードで動作しますが、状況によって QM / QME で動作する可能性もあります。
一般互換モードと QM 及び QME の動作の違いは IE のサポートが終了していることもあり、残念ながら非公開となります。
元からイリーガルな HTML を補完する動作となりますので、QM / QME で問題が発生する場合はコンテンツ側の修正を頂くようお願い致します。
IE11 での F12 ツールおよび、それに相当する IEChooser にて、直接互換モードを指定しているかを判定します。
指定されている場合、その指定値での互換モードで動作します。
本番環境に置いて考慮する必要はない分岐です。